チューリップを来年も咲かせるためには掘り上げが必要なのか?我が家は、毎年秋にはチューリップの球根を植えています。今年もキレイな花をたくさん咲かせてくれました。
そんな庭のチューリップの球根を来年も花を咲かせたい場合には、実は掘り上げて秋まで保管する必要があります。
なのですが、、、
我が家の庭のチューリップのほとんどはほったらかし。今日は、春に咲く定番の花「チューリップ」との付き合い方を紹介します。庭のチューリップの管理で迷っている方はぜひ参考にしてみて下さいね。
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庭のチューリップはほったらかしで良くない?
庭のチューリップは掘り上げた方が良いのか?ほったらかしで良いのか?
咲き終わったチューリップは、翌年も花を楽しむのであれば球根を掘り上げて秋まで保管するのがいわゆる“チューリップの育て方”ですが、私がほったらかしで良いと思う理由は、主にこの3つ。
- 今年の花を楽しみ切れない
- 夏に向けてのガーデニング作業を優先したい
- 手間をかけても咲かないことがある
チューリップなどの球根など「増やして楽しむ」のもガーデニングの面白さのひとつ。増やすことが楽しい!という方はぜひチャレンジして欲しいですが、「花を長く楽しみたい」「チューリップ以外の花もたくさん植えてみたい」という方にはむしろチューリップの球根は、ほったらかしの方が庭を楽しめます。
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チューリップは夏の暑さ・湿気に弱い
そもそもチューリップはなぜ「ほったらかし」ではなく「掘り上げる」必要があるのか?チューリップは、冬の寒さを土の中で耐えて、翌春に花を咲かせる「秋植え球根」のひとつです。
そんなチューリップは、夏の暑さや湿気に弱く植えっぱなしにすると球根が腐ってしまいます。
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来年も咲かせるためには手入れが必要
チューリップの球根は、来年も咲かせるためには手入れが必要です。
ざっくり分けるとこんな感じ
チューリップを翌年も咲かせるための手順
- 咲き終わる前には花を取る
- 切花にすると球根が太りにくくなる
- 肥料を与える
- 葉が枯れるまで植えっぱなしにする
- 土から取り出す
- キレイにしてから保存
- 秋に植え付ける
「チューリップの球根を来年も咲かせてみたい。」という場合には、ぜひチャレンジしてみて欲しいですが色々な作業が必要になるのも事実です。
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玄関前など目立つ位置に枯れ葉は似合わない
皆さんのチューリップはどこに植えていますか?来年も咲かせるためには、葉や茎をしっかり残して枯れるまでは球根を太らせるためには必要な期間ですが、玄関前など目立つ場所にあると「枯れているのにそのまま」という少し残念な印象を与えてしまうかもしれません。
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花の入替が遅くなる
チューリップの葉が枯れるまで待っていると夏に向けての花の入れ替えが遅れてしまう可能性があります。夏に向けての花「ペチュニア」などはゴールデンウィーク頃からたくさん出回ります。
夏の花は、この春から梅雨時期までにどれだけ根をしっかり伸ばせるのかが大事なタイミング。花の植え替えが遅いと夏の花の管理が大変になる可能性があります。
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チューリップの球根は来年咲かないこともある
手間を掛けて掘り上げたチューリップは、来年も咲かせるとは限りません。球根にも種類があり、例えば同じ秋植え球根のスイセンは親株の周りに子株がたくさん付きます。
スイセンは親株も育ち続けて翌年も花を咲かせますが、チューリップの親株は消滅します。親株が消滅して子株が新しくできるので子株を太らせるのにより多くの栄養補完が必要になるからです。
子株も大きく育てれば花が咲きますが2〜3年掛かるかもしれません。せっかく手間を掛けたのに咲かないとガッカリしてしまうかもしれません。
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「咲いたら良いなゾーン」を庭に作るのもおすすめ
来年咲かない可能性が低いのは分かっているけど、捨てるのは何だかかわいそう、、、。そんな時用に庭の中に「来年も咲いたら良いなゾーン」を作ってしまうのもおすすめです。
しっかり太らせた球根も植え付ける時になると「あれ?このチューリップは何色だったっけ?」と忘れてしまうこともありますよね。何が咲くのか分からない、ごちゃまぜの花壇も春の楽しみのひとつになります。
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チューリップの球根を植えっぱなしにした結果(我が家の場合)
我が家は、チューリップは基本的に植えっぱなしで4年目です。
(2023年は、推しチューリップが咲いたので初めての掘り上げに挑戦予定♪)
チューリップを植えっぱなしにするとどうなってしまうのか?本当に咲かないのでしょうか?
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咲くチューリップは10%以下(我が家の場合)
庭付き一戸建てに住んで4年目の我が家ではこの春3回目のチューリップを楽しみました。1年目に植えたチューリップも花壇に植えっぱなしにしていましたが、ほったらかしで翌年も咲いたチューリップもありましたよ♪
しかし、その数は全体の10%以下。正確な数は数えていませんが、葉っぱだけが出て花が咲かない株もありました。これはやはり夏の暑さで腐ってしまったのか、球根が小さくなってしまったのが主な原因です。
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咲きやすいのはシンプルな色と原種系
毎年新しい品種が開発されるほど、チューリップには色とりどりの種類があります。その中でもシンプルな色(我が家で咲いたのは白が多かったです。)、または原種系のチューリップは、翌年も咲きやすいです。
チューリップの球根を選ぶ時は、「好きな色」をベースがおすすめですが、植えっぱなしで永く楽しみたいという場合には、原種系チューリップも植えてみましょう。
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八重咲きは咲かない可能性が高い
八重咲きなど花に栄養がたくさん必要なチューリップは、十分な球根の大きさが必要になるため翌年咲かせるのが難しいです。また、八重咲きは花弁が多く蕾(つぼみ)〜咲き終わりまでの花色の変化も楽しみたい品種なので、ついつい花を摘むのが遅くなってしまうのもひとつの要因かもしれません。
八重咲きのチューリップを翌年も咲かせたい場合には、早めに花を摘み取り、肥料を与えてしっかりと球根を太らせてあげましょう。
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芽が出ても葉っぱだけで終わることも
「チューリップがの芽が翌年も出た。」と喜んでいたら花が咲かずに葉っぱだけで終わってしまう場合もあります。また、咲いたとしても花が小さくなってしまうこともあります。
しかし、葉が出るのは球根が腐っていない証拠なので肥料を与えて球根を太らせれば更に翌年には咲くかもしれません。花芽が出たけれど小さくて咲きそうにない場合には翌年のために摘み取ってあげると球根が太りやすくなります。
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「好き」と「ラク」を組み合わせて庭づくりを楽しみましょう
チューリップの球根は毎年咲かせようとすると色々な管理が必要ですが、翌年も咲かせることや増やしてみることもガーデニングの楽しみ方のひとつです。
我が家のチューリップは、基本的にはほったらかしですが今年は好きな花色が出たので麻ひもで目印をして掘り上げにチャレンジ中です。
ガーデニングは本当に楽しい♪
「好き」を集めて、なるべく「ラク」に庭づくりを楽しみたい!を目標に庭を楽しみながら実践&研究していきます。
八重咲きチューリップの球根の様子もまたご紹介します!