
外構のカーポートを設置するべきか迷っている。カーポートがいらない派の意見を参考にしたい。
カーポートは、新築時や外構を考える際の重要ポイントの一つ。今回は、カーポートいらない派の意見を参考に我が家の必要性を見極めよう!

カーポートは本当に必要か?不要か?
さまざまな視点から、使いやすい駐車場を検討するためのポイントを解説していきます。
カーポートは地域性に合わせた選択が失敗を防ぐコツ
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この記事を書いている人

この記事を書いている私は、駐車場工事などをおこなう外構会社で働いていました。カーポートの提案〜工事まで携わった経験があります。
私自身、一戸建てに住んで5年ほどになりますが「カーポートはいらない派」です。
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過去にはさまざまなお客様や業者の方などにカーポートの話を聞いてきました。
- 雪かきが大変だからカーポートが欲しい
- 見た目が気に入らないからカーポートはいらない
- どうせ設置するなら10年前に買って良かった
- 数十年に一度の大雪でカーポートが崩壊してしまった
カーポートはあると便利である反面、後悔の原因になるおそれがあります。いらない派の意見を参考に、我が家には本当に必要なのか?を見極めていきましょう。
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カーポートいらない派の意見とは?

カーポートがいらない派にはさまざまな意見がありますが、主に以下の4つです。
- 駐車スペースが狭くなる
- デザインが家に合わない
- 車へのこだわりがない
- カーポートの工事費が高い
土地条件や家族のライフスタイルによって異なる意見を参考にしてみましょう。
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1.駐車スペースが狭くなる
カーポート設置により、駐車スペースが狭くなってしまうケース。カーポートがあることで毎日の駐車に時間が掛かったり、誤って車を傷つけてしまうおそれがあります。
カーポートには、1台分、2台分、3台分などサイズはさまざま。駐車台数とカーポートのサイズが合わない場合は、「無理に設置するのであれば、カーポートはいらない。」と判断する方も多いでしょう。

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上記は、普通車を2台駐車しても余裕があるカーポート設置の理想図(幅6m×奥行5.5m)です。土地条件によっては、軽1台+普通車1台として計画することも少なくありません。
駐車が苦手な方はストレスを感じないか、柱にぶつからないかをシミュレーションできると安心です。大きさのほかにも「柱2本の片持ちタイプ」と「柱4本タイプ」では、駐車のしやすさや耐積雪の基準が異なります。

カーポートは普段使いの1台分だけでもあると便利なアイテム。駐車場の端に片持ちの1台分カーポートを設置するスタイルもおすすめです。

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2.デザインが家に合わない
「カーポートがあると、こだわりの家の雰囲気が壊れてしまう。」
カーポートは安全性上、アルミ素材などの無機質な素材で作られています。デザイン性が家に合わなかったり、気に入らなかったりすることで、いらないと判断する場合もあります。

見た目のこだわりから木製カーポートを設置されたお客様もいます。存在感のあるカーポートは、家に使っている色(窓のサッシなど)と合わせるとまとまりのあるデザインになりますよ。
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3.車へのこだわりがない
紫外線や雨、雪など屋外の汚れや刺激から車を守るカーポート。車の色あせや劣化を防ぐことができるため、愛車をより美しく保ちたいという方にとっては最適のアイテムです。
しかし、車へのこだわりがなかったり、定期的に乗り換えをする予定であったり、サブスクなどで車を利用している場合は、カーポートはいらなくても良いと感じる方も多いでしょう。
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4.カーポートの工事費が高い
カーポートの価格は大きさやタイプによって大きく異なりますが、30〜100万円以上の予算が必要となります。エクステリアの中でも価格負担が大きく、カーポートを設置するかしないかで外構予算が大幅に変わるという場合もあるでしょう。

駐車場よりウッドデッキや庭にお金をかけて、子供と遊ぶ時間を大切にしたいという子育て世代の意見もありました。
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カーポート必要派は大きく分けて2つ

カーポートの必要派は、大きく2つに分けられます。
- 車に愛着がある
- 地域性(雨・雪・紫外線)
必ずしも必要でなければ、いらないかなと感じるのがカーポート。しかし、必要派に当てはまる方はカーポートを設置するべきかも検討することで後悔を防ぐことにつながります。
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必要性ポイント1.車に愛着がある
「週に一度は洗車をするなど、車を大切にしている」
「今の車をなるべく長く乗りたい」
「紫外線の影響を受けることから防ぎたい」
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車のボディカラーによっては、紫外線の影響を受けやすく、塗装の劣化が早まります。
紫外線を受けやすい色は?
- △濃い色は影響を受けやすい【例:黒・赤・黄色】
- 〇薄い色は影響を受けにくい【例:白・クリーム・シルバー】

車の保護を目的とする場合は、カーポートの屋根だけでは中途半端に感じるかもしれません。車に愛着がある方は、愛車を見て触って楽しめるガレージも検討してきましょう。
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必要性ポイント2.雪や雨が多い地域
「雪かきをする時間がない」
「フロントガラスの霜とりが面倒」
「雨でもゆっくり乗り降りしたい」
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雪や雨が多い地域では、カーポートが活躍する場面が増えます。
日照時間が多い場合、カーポートの屋根があることで夏の直射日光から車を守ってくれるメリットもあります。カーポートの屋根で紫外線や熱線をカットし、室内温度を下げられる設置場所では、カーポートのメリットがさらに増えるでしょう。
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雪国でもいらない?
雪国でもカーポートがいらないと感じるポイントは?
「雪かきが不要でラクになる。」という理由からカーポートの必要性を大きく感じるケースも多いです。一方で、大雪に耐えられる耐積雪カーポートは費用が高く、柱の本数も多いため駐車しづらくなるデメリットがあります。

我が家は寒冷地である長野県ですが、上記の理由もありカーポートはいらない派です。雪が降る期間は何カ月くらいか?積雪量はどの程度か?春〜秋の利便性とのバランスを考えることが大切です。
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カーポートなしのメリットとデメリットは?

カーポートなしのメリットとデメリットについても見ていきましょう。駐車スペースが快適な外構計画は、暮らしが快適になります。
外構の予算や土地条件など、後悔するポイントがないかをチェックしてみてくださいね。
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メリットは外構費用を安くできること
カーポート設置を迷うポイントとして、外構費用の予算問題があります。カーポートなしにすることで、外構費用を大幅に減らすことができるため、ほかに使える予算が大きくなる点がメリットです。
費用削減のほか、以下のようなメリットもあります。
- 開放感を得られる
- 駐車スペースが広くなる
- 来客スペースが作りやすくなる
- 庭と駐車場を兼用できる
- リフォーム費用も抑えられる
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注意ポイント
カーポートを設置する=車を停める台数と位置をぴったり決めること
ライフスタイルの変化により、駐車場の使い方や必要台数が変わることも考えられます。外構のリフォームをしようとなった時、カーポートの有無で選択肢の幅が異なる場合もあるでしょう。
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デメリットは雨や雪対策が必要になること
カーポートがないデメリットとして、雨や雪、紫外線の影響を受けやすい点が大きいでしょう。雨対策として玄関から近い場所に駐車場を計画したり、雪を寄せる場所を確保したり、凍結防止のカバーをフロントガラスに取り付けたりする対策が必要となります。
エクステリアプランナーの小話・・・実は、団地によってカーポート設置率が大きく異なるのは外構あるあるなんです。周りはカーポートがあるのに我が家だけ雪かき・・・という状況が続くことは後悔の一つになるかもしれません。
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使用頻度の違いはどちらにもメリットがある
使用頻度の差によるメリットは、カーポートがある場合とない場合、どちらにもあります。
カーポートの使用頻度が多い
天気が悪い日の乗り入れが快適になる!
カーポートの使用頻度が少ない
車の劣化を防いでくれる時間が長くなる!
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夏は直射日光を防いでくれるカーポートの下でプール遊びをする使い方をされている方もいます。バーベキュー時の急な雨の避難場所としても活躍してくれますよ。
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【不要VS必要】重視するべきポイント3選


カーポートにはいろいろなメリットやデメリットがあるんだね!
メリットとデメリットを比較しつつ、地域や土地条件に合った選択ができればベストだね。我が家では何を重視するべきなのか?本当にカーポートが不要なのかを判断するために、重視するべきポイントを紹介するよ。

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カーポートは本当にいらないのか?必要なのか?
重視するべきポイントを3つに絞ってご紹介します。
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①カーポートによる利便性が十分にあるか
カーポートは雨や雪、紫外線から車を守り、乗り降りの際の利便性を高める目的で開発されたエクステリア商品。とくに小さなお子様や高齢者がいる家庭では、そのメリットが大きく感じられるでしょう。
しかし、子供も小学生になるころには自分で傘をさすこともできます。自身が高齢になった頃にはまた違う暮らし方をしているかもしれません。
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✓ポイント
- 育児(介護)期間は何年くらいか?
- 積雪(20cm以上)は年に何回程度あるのか?
- 雨の日が多い地域か?(全国1位は石川県)
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②カーポートの設置スペースは十分にあるか
カーポートを設置するためには、十分なスペースが必要です。
【カーポートを設置できる=快適に駐車できる】とは限らないため、敷地に限りがある場合はとくに注意してください。例えば、車を駐車できても扉が家の壁にぶつかりそうになるなど、駐車から乗り入れまでをシミュレーションすることが大切です。
また、寒冷地の場合は雪の心配が大きいですが、北側と南側では日当たりが異なります。
北側駐車場の場合
北側駐車場は日当たりが悪い場合が多く、雪が降っても溶けるまでに時間がかかります。朝日が当たる時間も遅くなるため、カーポート屋根があることで雪かきや霜よけに役立ちます。
ただし、紫外線対策を目的とする場合は、日当たりが悪い北側の駐車場にはカーポートはいらないという見方をすることもできます。
南側駐車場の場合
南駐車場は日当たりが良いため、雪がすぐに溶けるのであれカーポートの重要性は低いでしょう。また、明るい南側はガーデニングをする場所としても活用できるため、カーポートがあることによって、庭の見た目に影響を与える可能性があります。
一方で、紫外線対策を目的とする場合は、日当たりが良い南側駐車場にはカーポートを設置するメリットが大きくなります。
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✓ポイント
- カーポートの柱が邪魔にならないか
- ドアの開け閉めがしやすいか
- 日当たりが(悪い・良い)場所であるか
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カーポートの後付けが可能な土地であるか
カーポートの後付けが可能な土地であるかも、重視するべきポイントです。後付けが困難である場合、「やっぱり付けておけばよかった」と後悔につながってしまいます。

後付けが可能であるかは必ずプロに判断してもらいましょう。カーポート込みで提案書をもらった上で、後から工事することもできるか?費用は高くならないか?を事前に確認しておくことがおすすめですよ。
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新築時にカーポートは必要?
新築時にカーポートを設置すると、実際に住みはじめてみなければ分からなかった不便さに後悔してしまう可能性があります。
- 「思ったよりも狭かった」
- 「図面のイメージと違っていた」
- 「駐車シミュレーションができなかった」
後付けが可能であれば、新築時にカーポートを設置することはおすすめできません。新築時に設置する必要がある場合は、工事中でも現地でシミュレーションをおこなってから最終の位置決定をすることを強くおすすめします。
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【注意】カーポートが先、コンクリートは後から
カーポートを後付けにする場合、コンクリートなどの舗装工事も後付けにすることで無駄なコストを抑えられます。カーポートは柱を設置するために周りの土を掘り起こす必要があるためです。
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カーポートなしの代替案4選

カーポートがなくても生活にストレスがなければ、工事費を節約できます。そこで、カーポートなしの代替案についても考えてみましょう。
①駐車スペースを見直してみる
外構工事計画では、いくつかの駐車パターンのなかから選択することも少なくありません。毎日の暮らしを快適にするために重要な駐車場は、玄関の近くに設置することを検討してみてはいかがでしょうか?

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②ガレージとも比較してみる

【参考画像:楽天市場】ヨドガレージ ラヴィージュ3
カーポートと似たエクステリアアイテムとして、「ガレージ」という選択肢があります。カーポートと比較すると、ガレージは物置のように四方を囲まれているため、プライベート空間を確保できます。
愛車を守りたい人にとってガレージは最適な場所と言えるでしょう。また、趣味の場所として活用されることも多く、将来車が不要になった時の使い方の幅が広がります。

愛車を守りたい人にとってガレージは最適な場所と言えるでしょう。また、趣味の場所として活用されることも多く、将来車が不要になった時の使い方の幅が広がります。

費用はガレージの方が高額ですが、使い道が広がります。見た目がおしゃれなデザインも多く、ガレージなら良いかも!という印象になるかもしれませんよ。
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③車のカバーやコーティングによる保護
カーポートの代わりに、車用カバーやコーティングで紫外線や雨風から車を保護する方法があります。例えば、フロントガラスの凍結防止カバーを設置することで、冬の日のストレスを軽減できます。
フロントガラスの凍結防止に!

【凍結防止はこれが一番】 凍結防止 カバー オールシーズン
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車のコーティングは、ボディ表面に保護膜を形成することで、紫外線や雨、汚れなどから車を守る方法です。専門業者によるコーティングは効果が高い反面、費用も高くなりますが、DIY用のコーティング剤も市販されており、手軽に施工することも可能です。
コーティングで車の劣化を防ぐ!

ガラスコーティング剤 リボルト 紫外線 カット
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④他の駐車スペースの活用
自宅にガレージがない場合でも、近隣の月極駐車場やコインパーキングなど、屋根付きの駐車スペースを検討することで、カーポートの代わりとすることができます。
とくに、都市部などでは土地の制約からカーポート設置が難しい場合もあるため、これらの代替案を検討することも選択肢の一つとなるでしょう。
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カーポートのデザインと機能性の両立

モダン、和風、洋風など、住宅の外壁や屋根の色と調和するように選ぶことで、統一感のある外観を実現できます。また、カーポートの形状も、片流れ、両支持、後方支持など、さまざまなタイプがあるため、住宅のデザインや駐車場の形状に合わせて選びましょう。
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デザイン性はまわりとの調和がポイント
カーポートを選ぶ際には、住宅のデザインと調和する色や形状を選ぶことが重要です。LIXIL(リクシル)やYKKAP、三協アルミなどのメーカーでは、さまざまなデザインのカーポートが販売されています。

カーポートは、住宅の外観に大きな影響を与えるため、デザイン選びはおしゃれな外構に仕上げるために大切なポイント。LIXIL、YKKAP、などの大手メーカーは、住宅のサッシなどと色合わせがしやすい点がメリットです。
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機能性と価格のバランス
カーポートの価格は、素材やサイズ、機能によって異なります。とくに耐積雪や風圧をよく確認し、地域に合った耐久性や機能性を考慮して選ぶ必要があります。
大手メーカーのカーポートは高品質で耐久性がありますが、価格も高くなる傾向があります。カーポートを選ぶ際には、予算と必要な機能を考慮して、バランスの取れたものを選ぶことが重要です。
ポイント
- 積雪地域では耐積雪タイプ
- 風が強い地域では耐風性タイプ
- 目隠しが必要ならサイドパネル付き
- サポート柱で強度アップを検討
- 屋根材の遮光性も要チェック
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カーポートの必要性を知り後悔しない選択を

カーポートの設置は、車の保護、利便性の向上、生活の質の向上など、多くのメリットをもたらしますが、初期費用やメンテナンス費用、設置場所の制約などのデメリットも存在します。
カーポートの必要性は、個々のライフスタイルや価値観によって異なるため、メリットとデメリットを比較検討し、後悔のない選択をしましょう。
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地域によって機能性の基準が異なるカーポート。設置する場合、後付けを検討するかもしれない場合、いづれにしても地域のプロに相談して後悔を防ぎましょう。
チェック地域のプロを探せるサイトをまとめました。
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