ガーデンデザイン

【比較】室外機カバーをアルミにするデメリット3選|見た目と耐久性から素材を選ぶポイントまとめ

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室外機カバーはアルミ製が人気みたいだけど、デメリットがあれば知りたい。

さまざまな家の外観に合わせられるアルミは、家まわりのエクステリア商品でも定番の人気素材!でも、設置場所によってはコスパが悪くなることもあるから、他素材とも比較しながら選んでいこう。

この記事のポイントまとめ

  • 目立たない日陰はデメリットが大きい
  • 木製、人工木、スチール製、シートと比較
  • アルミ製室外機カバーの種類と選び方

この記事を書いている人

この記事を書いている私は、家まわりの外構工事をおこなう会社でプランナーとして働いていました。室外機は、外構工事をする時に必ず設置場所をチェックします。

最初にお伝えすると、そもそも屋外設置が前提の室外機にカバーはなくても問題ありません。この記事では、イチバン人気のアルミ製室外機カバーを設置することで得られる効果やおすすめの選び方についてご紹介します。

他の素材とも比較しながら、我が家に合った室外機カバーを見つけていきましょう。

アルミ製室外機カバーに期待できる効果

アルミ製室外機カバーに期待できる効果について

アルミ製の室外機カバーに期待できる主な効果は以下のとおり。

  • 直射日光から室外機を守る
  • 積雪から室外機を守る
  • 住宅の外観と合わせやすい

まず、直射日光から守ることで、消費電力の消費をおさえられる効果が期待できるでしょう。雪が多い地域では、積雪による被害から室外機を守ることができます。

また、おしゃれな家に無機質な室外機があると見た目が気になるということもあるはず。おしゃれな室外機カバーをつければ、家の見た目を良くする効果が期待できるでしょう。

室外機カバーをアルミにするデメリット3選

エアコンのアルミ製室外機カバーのデメリット3選

エアコンの室外機カバーにアルミ製を採用する際には、デメリットを把握することも大切です。

アルミ製室外機カバーのデメリットは主に以下の3つ。

  1. 風の放出を妨げると消費電力(電気代)が上がる
  2. 設置場所によってはコスパが悪い
  3. 家の外観と合わないと違和感が出る

室外機カバーは、住宅の必需品ではありません。我が家の室外機がデメリットに当てはまらないかを確認していきましょう。

①風の放出を妨げると消費電力が上がる

直射日光の遮光により電気代が下がると記載されている商品も多いです。しかし、室外機カバーを設置することで、室外機から放出される風を妨げてしまうデメリットがあります。

アルミ製の室外機カバーは室外機を隠すようにしっかり囲われているタイプも多いです。うまく温風や冷気が排出されないと、消費電力が上がり、むしろ電気代が高くなる可能性があるでしょう。

②設置場所によってはコスパが悪い

南側に設置されている室外機は、直射日光の影響を受ける可能性が高いです。反対に、北側であれば1年を通して日当たりが少ないため、室外機カバーのメリットを得られません。

また、北側が家の裏になれば室外機が目に入らないことも多いはず。むしろ、室外機カバーが風の放出を妨げてしまうデメリットの方が大きくなり、コスパが悪くなってしまいます。

③家の外観と合わないと違和感が出る

見た目を良くするために設置したカバーでも、家の外観と合っていないと、違和感が大きくなり悪目立ちしてしまうデメリットがあります。

アルミ製は、家の窓サッシの色と合わせやすいメリットがありますが、色付きや木目調は家との違和感が出ないかをシミュレーションして選ぶと良いでしょう。

ポイント

  • 設置場所によってはコスパが悪い
  • 目立たない日陰はデメリットが大きくなる
  • 家や外構との調和をイメージする

【他素材と比較】メリット・デメリット

【他素材と比較】メリット・デメリット

室外機カバーで人気のアルミ製ですが、他にも木製やスチール製など、さまざまな素材が販売されています。アルミ製と他の素材と比べた場合について比較してみました。

アルミ製木製人工木スチール製遮熱シート
見た目
耐久性
価格
予算1~1.5万円5,000円~1~3万円2.5万円~1,000円~
【参考】室外機カバーの種類について

【比較.1】木製とアルミ

木製の魅力は、ナチュラルな温かみのある見た目です。ガーデニングとの相性がよく、見た目をおしゃれにしたいという方に向いています。

しかし、木製は、アルミと比べて耐久性が低いのがデメリットと言えるでしょう。紫外線による経年劣化も目立つため、庭や外に出る頻度が低い場合はアルミ製が向いています。

【比較.2】人工木とアルミ

木製に近い見た目の人工木は、耐久性が高く温かみのあるデザインが魅力です。

人工木のデメリットは、リアルな人工木になるほど価格が高くなること。また、アルミ製と比べて家の外観に合わせるのが難しいため、ウッドデッキや外構フェンスなどと違和感が出ない素材を探す必要があります。

【比較.3】スチールとアルミ

スチール製は、アルミ製に比べて丈夫で、積雪にも強いメリットがあります。また、アルミニウムの熱伝導率は、スチールに比べて約5倍あるため、直射日光が当たる室外機にもアルミ製よりスチール製が優秀と言えるでしょう。

スチール製のデメリットは、塗装が落ちるとサビが目立ってしまう可能性があることです。 

雨や雪がよく当たる場所では、サビが広がらないように注意しましょう。スチール(鉄)でつくられた鉄板に亜鉛とアルミの合金をメッキしたガルバリウム鋼板製は、耐久性も高く、人気の室外機カバーの一つです。


室外機カバー スチール製

【比較.4】遮熱シートとアルミ

遮熱シートは、価格が安くて最も気軽に設置できる室外機カバーです。賃貸住宅や見た目にこだわらない場所に向いています。

遮熱シートのデメリットは、耐久性が低いこと。気付いたらボロボロになっていて、ゴミが室外機まわりに散らばるおそれがあるため注意しましょう。

他の素材と比較してみると、アルミ製品は耐久性が高く、価格も手ごろでちょうど良いという印象です。

室外機カバーは取り外すのが理想

室外機カバーは取り外すのが理想

室外機カバーは、エアコンの稼働に応じて取り外しながら使用するのが理想です。また、夏は植物で木陰をつくって室外機まわりを涼しくすると消費電力を抑えられます。

とは言え、つけたまま使用を想定して選ぶべき理由

室外機にとって快適な環境は、季節によっても異なります。

とは言え、、、

「いちいち取り外すのは面倒。」

「室外機を優先していられない。」

エアコンを使おう!という時期は、暑さや寒さが厳しい時です。意外と大きい室外機カバーの保管場所にも困るというご家庭も多いのではないでしょうか。

エアコンの室外機カバーは、基本的には「つけたまま使用」を想定しながら選び、つけてからの後悔を防いでいきましょう。

アルミ製室外機カバーの種類と選び方

アルミ製室外機カバーの種類と選び方

アルミ製の室外機カバー選びのポイントは主に以下の3つ。

  1. 機能性
  2. サイズ
  3. 色(デザイン)

アルミ製室外カバーには、風を逃がしやすい機能性に優れた「ルーバータイプ」、「側面なしの屋根型」など種類は豊富。スペースに余裕があるなら、少し大き目サイズも検討していきましょう。

色やデザインは、家の外観や外構アイテムと合わせるのが失敗しないために大切なポイントです。おしゃれな見た目の室外機カバーも魅力的ですが、家との一体感を優先にして選んでみてくださいね。

機能性バツグン!ルーバータイプ


アルミ製 室外機カバー

板が斜めに配置されている「ルーバータイプ」は、室外機を目隠ししながら、風も放出してくれる機能性に優れたタイプです。

目隠しをしたい場所の室外機カバーにしたり、物置や棚と組み合わせるとより違和感なく使用できます。ただし、真夏の直射日光が当たる場所では熱がこもる可能性があるため、大きめサイズを選ぶことも検討してみてください。

不快な風を上から逃がす!逆ルーバータイプ


欧風室外機カバー セージグリーン

室外機から出る温風は、真夏には不快を感じてしまうでしょう。とくに、ウッドデッキなど、庭方面にある室外機は、植物へ温風が直接当たることにより枯れてしまうおそれがあります。

逆ルーバータイプは、上方向に風が流れるように設置されているため、不快な風が正面に出るのを防いでくれます。

簡易的だけど優秀!屋根型タイプ


防雪・日除け屋根 エアコン室外機

屋根型タイプは、側面を囲わずに屋根部分のみをカバーするタイプです。夏の直射日光を遮り、冬は室外機に雪が積もるのを防いでくれます。

囲いがない屋根型タイプは、掃除をする際の取り外しも簡単。また、屋根だけのため、価格が安く手軽に設置できるのも魅力的です。

住宅と雰囲気を合わせておしゃれに演出


【みんなが買っているエアコン室外機カバー!】 木目調 アルミ製

人気のアルミ製室外機カバーは、豊富なカラーから住宅に合ったものを選べるのが嬉しいポイントです。我が家との違和感が出ないための色選びのポイントは、以下を参考にしてみてください。

カラー選びのポイント

  • 外壁と合わせる
  • 窓枠の色と合わせる
  • 外構フェンスと合わせる
  • 玄関扉と合わせる

窓枠が「ホワイト」や「シルバー」であれば、アルミ製品との色合わせがしやすいですよ。色付きでアクセントにしたい場合は、室外機カバーが浮かないように、実際のシミュレーションしながら選んでいきましょう。

外構と合わせてシミュレーションしてみませんか?

一戸建て住宅に室外機カバーを設置する場合、周りとの一体感を意識することが大切。新築など、外構工事をこれから検討していくなら、外構工事と合わせてシミュレーションをするのがおすすめです。

ウッドデッキやカーポートなど、エクステリア商品と色味を合わせて計画することで、よりおしゃれな外観にできます。ぜひ、お気軽にお近くの外構会社にも相談してみてくださいね。

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