日除けシェードが欲しいけれど、何色を選べば良いのかな?
色や柄も豊富な日除けシェードは、たくさんあるから迷っちゃうよね。目的別、場所別におすすめカラーを紹介するよ!
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この記事で分かること
- 迷ったら「ベージュ」を選べばOK!
- 家の外観に合わせたおすすめカラー紹介
- 目隠し、紫外線、防水効果も確認しよう
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この記事を書いている人
この記事を書いている私は、家周りの外構工事をおこなう外構会社で働いていました。夏の庭を快適に過ごすために欠かせないアイテム【日除けシェード】や【オーニング】のプランニングや設置工事に携わった経験があります。
日除けシェードは、シンプルな無地から、パッと目を惹く柄ものまで、種類はとても豊富。色別に得られる効果や、場所別におすすめのカラー選びについてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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日除けシェードの効果は3つ
まず、日除けシェードの色選びで失敗しないために、日除けで得られる効果について確認しておきましょう。
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日除けシェードを設置することで得られる効果は主に以下の3つ。
- 室内温度を下げる
- 紫外線対策になる
- 庭の目隠しになる
日除けシェードは庭だけでなく、室内を守る目的で設置される場合も多いです。室内温度を下げ、紫外線により室内家具やウッドデッキの色あせを防いでくれる効果もあります。
また、日除けシェード(オーニング)は、雨除けの目的でヨーロッパでは店先の雨対策として活用されています。庭に設置するシェードは、夕立などの雨から洗濯物やテーブルなどを守ってくれる効果が期待できるでしょう。
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ポイント
「温度」「紫外線」「目隠し」「雨よけ」など、どんな目的で日除けシェードを設置したいのかを確認してみよう。
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日除けシェードのおすすめカラー8選
日除けシェードは、無地のシンプルカラーと柄ものに大きく分かれます。3m以上の大きなシェードを設置したい場合は、暗くならない色を選ぶと良いでしょう。
日除けシェードを設置する状況別に、おすすめカラーを紹介します。
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①迷ったらコレ!「ベージュ」はどんな家にも合う
日除けシェードの色で迷ったら、「ベージュ系」を選ぶのがおすすめ。自然との調和ができるベージュ系は、どんな家に設置しても違和感が出にくいため、色選びの失敗を防げます。
外空間になじむベージュカラーㅤ
日除けシェード 無地ベージュ
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②室内温度を下げたいなら「ホワイト系」がおすすめ
日除けシェードは、リビングの窓に掛かるように設置すると、室内温度を下げる効果が期待できます。温度を下げることが目的であれば、熱をためにくい「ホワイト系」を選ぶと良いでしょう。
また、断熱効果が高い生地を選ぶのもおすすめです。カーテンの断熱効果を高める方法もありますが、窓の外にシェードを設置することで、明るさをしっかり確保しながら、室内温度を下げられます。
ホワイト×断熱効果で室内を快適に!
断熱レースサンシェード
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③シックな外壁には「ブラック系」がカッコいい
グレー系やシンプルモダンなど、シックな雰囲気の外観には「ブラック系」を合わせると、スタイリッシュでカッコいい印象になります。
また、インテリアをシックにまとめているという方にもおすすめです。窓から見える日除けシェードは、落ち着いた色合いを選ぶと良いでしょう。
ブラック系でクールで涼しい印象に
日よけシェード チャコールブラック
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④自然素材の家なら「ブラウン系」が落ち着く
天然木や塗り壁などを使った自然素材の家には、木と同系色の「ブラウン系」がおすすめ。ウッドデッキの色合いと合わせると馴染みやすくなります。
木と相性の良いブラウンカラー
紫外線 94%カット 日除けシェード
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⑤3m以上は「明るめカラー」がおすすめ
3m以上の大きめサイズは、明るめカラーがおすすめです。
日除けシェードは、180cm、200cm、270cm、300cmなど、タイプによってさまざまな大きさがあります。3m(300cm)以上の大きめタイプは、庭や室内が暗くなってしまう可能性があるため、色合いに気を付けたいポイントです。
大きい日除けシェードは設置に苦労することも。生地がたるみすぎると安っぽく見えてしまうので、取付けがしやすい大きさを選びましょう。
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⑥簡易設置タイプなら「柄もの」でおしゃれに
DIYが好きという方は、遊び心を取り入れて柄ものを取り入れるのもおすすめです。「フックに引っかけるだけ」など、簡易設置タイプの日除けシェードなら、気分でシェードの色を変えて楽しめます。
柄ものを検討する場合は、飽きたら取替えができるのかを事前に確認しておきましょう。
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真夏に似合うマリンブルーのストライプ柄
紫外線96%カット 日除けシェード
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まだ日差しが気になる秋に似合うデザイン柄
UVカット 目隠しシェード
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⑦目隠しが目的なら「窓枠カラー」に合わせる
「日除けシェードで目隠しをしたい」なら、窓になじむ色合いがおすすめ。日除けシェードの色が浮いてしまうと、目立ってしまい逆効果になってしまいます。
窓枠の色に合わせることで、外壁との調和が取れた見た目に仕上がり、日除けシェード下の目隠し効果がアップします。
窓枠がシャイングレーなら明るいグレー色がぴったり!
リネン風サンシェード Liener
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⑧緑やウッドの庭には「アイボリー」でナチュラルに
庭空間に日除けシェードを設置する場合は、緑やウッドデッキに映える「アイボリー系」でナチュラルに仕上げるのがおすすめ。
また、芝生の庭には通気性が良いものを選ぶと良いでしょう。通気性が良く、やわらかい日差しを取り入れながらナチュラルガーデンをおしゃれに演出してくれますよ。
大判アイボリーでナチュラルガーデンをおしゃれに演出
3mx4m 大判 日よけシェード
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状況別におすすめカラーをご紹介しましたが、日除けシェードは気に入った色を選べる気軽さも魅力の一つです。お気に入りの色が見つかったら、他の庭アイテムとも組み合わせて、我が家好みにカスタマイズしていきましょう。
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【目的別】日除けシェードの色と種類
日除けシェードを購入する際は、目的に合わせたカラーや種類を選ぶことが失敗を防ぐコツです。
UVカット率や防水、目隠しなど、目的別に日除けシェードを選ぶポイントをご紹介します。
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紫外線カットは色より「UVカット率」
日差しをカットする目的で設置されることが多い日除けシェードは、紫外線カットにも注目していきましょう。紫外線は、薄い色は通しやすく、濃い色は通しにくいとされていますが、商品によってUVカット率は異なります。
紫外線カットを目的とする日除けシェードは、色よりも先にUVカット率が高い商品をピックアップしていきましょう。ピックアップした中から色を選ぶのがおすすめです。
紫外線カット率が明確に表記されている商品で、80〜90%以上を選ぶと良いでしょう。
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出しっぱなしにするなら防水効果も要チェック
日除けシェードは、雨に強いタイプと弱いタイプがあります。
設置する際に脚立が必要になるなど、手間がかかる場所は日除けシェードをしまうのがストレスになってしまうかもしれません。生地の劣化や強風による被害を防ぐためには、使わない時はしまうのが基本です。
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- 週末は出しっぱなしにしておきたい
- 夏の間は出しっぱなしにしておきたい
上記のような場合は、防水性に優れた撥水シェードを選びます。また、雨が生地にたまらないように屋根下か斜めに設置し使用すると良いでしょう。
傘より強い防水性&UVカット率100%
撥水 紫外線100%カット
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室内の日差しカットはブラインドタイプもおすすめ
タカショー シェードブラインド
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目隠しは、他アイテムとの組み合わせも検討
日除けシェードで目隠しをしたい場合は、他アイテムとの組み合わせも検討していきましょう。理由は、目隠しが欲しい場所と日差しをカットしたい角度は必ずしも一致しないからです。
目隠しは1年中カットしたいという家も多いはず。目隠しは固定で安心を持たせつつ、日除けシェードをプラスαとして設置するのがおすすめですよ。
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【シェードだけじゃない!?】庭の日除けアイデア5選
気軽に設置できる日除けとしてシェードはとてもおすすめのアイテムです。しかし、庭の日除けアイデアは日除けシェードだけではありません。
庭の日除けに使えるシェード以外のアイデアについてご紹介します。
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①すだれ
シェードやオーニングは、ヨーロッパ発祥の日除けアイテムなのに対して、日本では古くから「すだれ」が活用されてきました。
和室の窓や、和風庭園、木の家には、すだれを使った日除けがおすすめですよ。近年では、デザイン性の高いすだれもあり魅力的です。
グランツ すだれ
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②シンボルツリー(庭木)
高さ3m以上の庭木は、心地よい木陰をつくってくれます。
夏は日差しをカットし、冬はあたたかな日差しを取り入れられる「落葉広葉樹」がおすすめです。また、幹が3本以上ある「株立ち」を選ぶことで、やわらかい目隠し効果も期待できます。
日除けにおすすめの庭木
- イロハモミジ
- アオダモ
- ヤマボウシ など
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③テラス屋根
雨除け目的であれば、テラス屋根が最適。紫外線カットパネルを選ぶことで、明るい光を取り入れながら効率的に紫外線カットができます。
テラス屋根は横からの雨風は入りますが、ウッドデッキで食事を楽しんでいる時に急な夕立が来ても慌てなくて済みますよ。
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④ガーデンルーム(サンルーム)
テラス屋根の側面にパネルがついた外観の「ガーデンルーム(サンルーム)」。エクステリア商品の中では高額なアイテムですが、家に近い空間になり、室内へ直接日差しが入るのを防いでくれます。
ガーデンルームの天井に日除けシェードを設置すれば、フックでスライドさせるだけなので、シェードの出し入れも楽々です。
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⑤ルーバーフェンス
ルーバーフェンスは、フェンスの板が斜めに設置されている外構フェンスの一つ。目隠しをしながら、風通しも確保できる機能性に優れたフェンスです。
例えば、木製のルーバーフェンスをウッドデッキ前に設置すれば、安定的な目隠しをしつつ、斜めから入る西日をカットできます。真上からの日差しが気になる時期には、小さめの日除けシェードをフェンスの柱に引っかけて使用しても良いでしょう。
ルーバーフェンス ハードウッド
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南道路に面している庭で【日差し】【目隠し】両方気になる!という方は、「南道路に面した庭のデザインアイデア10選」からも庭づくりのヒントを探してみてください。
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失敗しない日除けプラン見積依頼のポイント
気軽に設置できる日除けシェードですが、「日除けが中途半端」「物足りない」と感じてしまうかもしれません。
また、一戸建て住宅の方は、外構工事とも合わせて計画してみてください。我が家にぴったりの日除けプランを見つけていきましょう。
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失敗しない日除けプランの見積依頼ポイントをまとめました。
- 庭の使用イメージを伝える
- ウッドデッキと合わせて提案してもらう
- 3Dイメージパースを出してもらう
- 現地で打ち合わせをしてもらう
- 2パターン以上の提案をしてもらう
日差しカットや目隠しは、現地でシェードの大きさや高さを確認しながら計画を進めましょう。また、「色合わせはお客様のお好みで」となることも少なくありません。壁付の日除けオーニングやテラス屋根など、固定型のエクステリア商品の方が良いとなった場合は、色選びの失敗は避けたいです。
外壁と合わせたイメージパースを複数パターン依頼したり、生地のサンプルを入手できる専門会社に依頼して、失敗を防いでいきましょう。
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