ガーデンデザイン

【新築】物置がいらない庭の特徴5選|設置は必要になってから

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新築外構の物置工事を設置するべきか迷っている。

屋外収納に便利な物置は、新築時には一度は提案されるアイテムだよね。でも、とりあえず設置するのは気を付けて!物置がいらない庭の特徴や物置以外の収納アイデアも紹介するよ。

この記事のポイントまとめ

  • 物置がいらない庭の特徴5選
  • ①②③は時間と予算で解決する
  • ④⑤は他の収納アイデアを検討
  • 物置の取替工事はコスパ最悪

この記事を書いている人

この記事を書いている私は、外構会社でエクステリアプランナーとして働いていました。物置工事のご提案は多く、実際の工事現場にも携わった経験があります。

  • 新築と同時に物置を設置
  • 住みはじめて数年以内に設置

物置だけはある状態で外構工事の相談に来られる方がいる一方で、物置とウッドデッキなどをまとめて提案してほしいという方も多いです。

 

我が家は、4人家族で一戸建てに住みはじめて4年ほど経ちましたが、物置は設置していません。(正確には、将来的に設置する予定で、現在は家庭菜園をしながら庭の構想を楽しんでいます。)

物置設置予定地の畑で収穫した野菜
物置設置予定地の畑で収穫した野菜

この記事を読んでいる方は、屋外物置がなくても生活に支障は出ないという方が多いはず。物置はいるのか?いらないか?今はまだいらないのか?を見極めて、後悔しない選択を見極めていきましょう。

ポイント

  • そもそも物置はいらないのか?
  • 新築の今はまだいらないのか?
  • 物置で我が家の暮らしは良くなるのか?

その物置、本当に必要ですか?

新築に物置は本当に必要ですが?

物置の設置は、新築やリフォームの際に一度は検討する外構工事の一つ。タイヤやガーデニング用品、自転車などを保管するのに便利で、生活のストレス軽減に役立ちます。

しかし、「とりあえず適当な物置を置いておこう。」という考えで設置すると、思わぬ不便や後悔をまねくことも。住まいや庭のスペース、予算や用途に合わせた選択が重要です。もし物置が必須でない場合、スペースを有効に活用できる他の方法もあるかもしれません。

屋外物置に入れられるものリスト

一般的に物置に収納されるものを確認していきましょう。

  • 車のタイヤ
  • ガーデニング用品
  • キャンプ用品(熱や湿気に強いもの)
  • 菜園の道具
  • 子供のおもちゃ
  • 災害用品(防災トイレなど)

一般的には、室内に汚れを持ち込みたくないものを収納する場所として活用されます。ただし、屋外物置は、熱や湿気がこもります。食べ物や衣類などは収納できないため、事前に何を入れるのかをイメージしておくことが大切です。

新築に物置がいらない庭の特徴5選

物置がいらない新築の特徴5選

新築に物置がいらない庭の特徴5選は以下のとおりです。

  1. 入れるものが決まっていない
  2. 大きさが決まらない
  3. 外構予算が足りない
  4. 庭が狭くて置く場所がない
  5. 日当たりが悪くなる

上記の特徴を、さらに大きく2つに分類します。

  1. ①②③→予算時間をかければ解決する
  2. ④⑤→物置以外の収納アイデアを探る

物置がいらない庭の特徴と、それぞれの解決ポイントについて解説します。

①入れるものが決まっていない

物置を設置する際、まず考えるべきは「何を保管するのか」です。例えば、ガーデニング用品や自転車、タイヤなど入れるものが具体的に決まっていない場合、ただスペースを圧迫するだけになってしまいます。

明確な用途がないまま設置するとその活用法に悩み、何をどのように保管するかが曖昧になります。現状で収納スペースは十分であるか、もしくは他の収納方法で解決できるのか検討しましょう。

注意ポイント

  • 中身が入っていない物置は転倒リスクが上がる

解決ポイント

  • 入れるものが決まるまで物置設置を見送る

②大きさが決まらない

物置を設置する際は、そのサイズや奥行き、高さなどをよく検討する必要があります。しかし、大きさが明確にならなければ、どこに設置すればベストかも定まりません。

庭に合わないサイズを設置してしまうと、玄関や生活スペースにストレスが発生してしまう可能性も。用途に合った適切な大きさを選び、設置時にはスペースの活用法をイメージすることが大切です。

注意ポイント

  • 耐久年数の高い物置のリフォーム工事はコスパ最悪

解決ポイント

  • 実際に住みながらイメージを明確にする
  • 高さやデザインもじっくり検討してみて

③外構予算が足りない

物置の購入と設置には、ある程度の費用がかかります。新築時には、より重要な外構や内装に予算を割く必要があるかもしれません。

物置の予算は10〜20万円ほどが多いです。しかし、「目立つ場所だからもっとおしゃれなデザインにすれば良かった。」と後悔するかもしれません。

デザイン性の高い物置として、例えば下記のディーズシェッドシリーズは30万円以上の予算が必要ですが、デザイン性と機能性に優れた人気の物置です。


デザイン物置 ディーズシェッド カンナキュート

新築と同時に外構を進めた方は、本当に忙しい様子でした。物置はどうしても後回しになりがちなので、予算や時間に追われてあせってしまうのなら、後付け工事も検討してみてください。

注意ポイント

  • 新築時は物置まで手がまわらない
  • 目立つ場所は後悔する可能性が高い

解決ポイント

  • 設置場所を確保した上で後付け工事にする
  • 目立たない&物置単体なら安い業者に依頼もあり

安い業者とは、「お客さんの言われた場所に設置するだけ。」というスタイルの外構会社に依頼する方法です。他の外構工事と干渉する場合にはおすすめできませんが、「ここにしか置き場所がない。」という方は、検討してみてください。

安い外構会社①ホームセンター

カインズや綿半ホームセンターなどのホームセンターでは、物置工事を販売しています。選択できる物置に制限はあるものの、外構専門会社に比べると、工事費込みで安く購入することができます。

ただし、設置場所の寸法を自分達で測ったり、当日工事の立ち合いをしたりして、トラブルにならないように注意してください。

【PR】安い外構会社②エクスショップ

エクスショップは、インターネットに店舗を持つエクステリア専門店です。物置工事は、工事費込の価格が明確にされており、全国展開により安く購入できます。

エクスショップに依頼する場合は、地域の施工会社の方が工事に来てくれます。商品価格は激安、「現地調査・図面作成・見積り」が何度でも無料と明記されているので、物置単体をなるべく安く設置したいという方におすすめです。


エクスショップ

④庭が狭くて置く場所がない

ウッドデッキのデザインアイデア②小さなな庭に合うコンパクトサイズ
【参考】小さな庭は動線に注意が必要「庭にぴったりの広さが見つかる!ウッドデッキのデザインアイデア5選」より

庭のスペースが限られている場合、物置を置くことでさらに狭く感じてしまうことがあります。特に、小さな庭や、ガーデニングスペース、ウッドデッキなどを確保したい住宅では、物置の設置は慎重な判断が必要です。

また、スペースがない場合、物置の配置によっては生活動線をさまたげてしまうことも。可能であれば、別の収納方法や屋内での収納アイデアを検討していきましょう。

注意ポイント

  • 他のアイテムが置けない原因になるかも
  • 生活動線のさまたげにならないか確認

解決ポイント

  • 他の収納アイデアも検討する
  • 奥行きが狭いならストックヤードがおすすめ

⑤物置で日当たりが悪くなる

庭に物置を設置する際、庭のどの場所に置くかによって日当たりが悪くなるケースがあります。また、住宅街では、物置を設置したことにより、隣地の日当たりが悪くなり、トラブルに発展するので注意が必要です。

注意ポイント

  • 狭い庭は物置の方角に注意
  • 隣地の日当たりも想定する

解決ポイント

  • 物置の高さを見直してみる
  • 北側なら日当たりを気にしなくていい
  • 他の収納アイデアも検討する

④⑤の場合は、そもそも物置設置が難しいというケースもあるでしょう。他の外構アイテムと収納を組み合わせられないかなど、物置以外の収納アイデアについても次でご紹介します。

物置以外の収納アイデア5選

物置以外の収納アイデア5選

何を収納するのか、置くとしたら場所はあるのかを確認しておくことが大切なんだね!庭が狭い場合は屋外収納はあきらめた方が良いのかな?

屋外収納は、物置だけじゃないよ。収納したいものや土地の特徴に合わせた収納アイデアについても見ていこう

物置以外の収納アイデアをうまく活用することで、物置よりも便利になるかもしれません。住まいや暮らしに合った収納の参考になれば嬉しいです。

1.ストックヤード


ストックヤード オイトック

ストックヤードとは、住宅の壁に設置される囲いのこと。勝手口の外に設置されることが多く、室内との出入りが便利な屋外物置スペースとして活躍します。

おすすめの家

  • 缶などの仮ゴミ置き場が欲しい
  • 勝手口の目隠しをしたい
  • 車からの動線がつくりやすい(タイヤ・自転車を収納できる)

2.ウッドデッキ×床下収納

ウッドデッキに床下収納を設置する収納アイデア。デッキ下のデッドスペースを使えば、スペースが限られている庭を有効活用できます。

床下収納にする場合は、ウッドデッキ下は土間コンクリートがおすすめです。また、家の基礎が高い家は、床下収納が作りやすいですよ


タイヤ収納 ウッドデッキ

3.ガーデン棚×見せる収納

スコップやクワ、長靴などのガーデニング用品を収納したいなら、おしゃれに見せる収納がおすすめです。土や水がついたガーデニング用品の収納に向いています。

見せる収納のガーデン棚は、奥行きをとらないため、スペースが限られている場所にもおすすめです。お好みの色に塗って楽しむこともできますよ。


パネル付き収納庫


天然木3連フック付きツールスタンド

4.ガレージ


イナバ物置 バイクガレージ

駐車場や駐輪場、バイク置きスペースとしてガレージを設置し、収納スペースを併用するアイデア。車などを雨風から守りたいという方におすすめです。

ガレージの費用は物置よりも高額ですが、DIY作業スペース、災害時の避難場所など、さまざまな用途に活用できます。

5.レンタル物置

車のタイヤなど、年に1〜2回しか出し入れをしないのであればレンタルサービスを活用する方法もあります。物置を使う頻度が限られている場合は、家以外の収納をうまく活用することで、庭を広く使うことができます。

物置はあせらず進めて後悔を防ぎましょう

物置の設置工事は、住まいの全体設計に影響を与えるため、良く検討したうえで慎重に進めることが重要です。専門業者に依頼する場合も、見積もりをいくつか取り、納得のいく対応を得られるか確認しましょう。

あせって設置を進めると、思わぬトラブルや後悔につながることがあります。物置の必要性を再確認し、設置が住環境をより良くする選択になるよう準備を整えてください。

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