庭に自然と生えてくることもある「ニワゼキショウ（庭石菖）」。1.5cmほどのかわいらしい花をつけるため、抜かずに楽しんでいるという声もあります。
ニワゼキショウ
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現時点でコンクリートを全く使っていない我が家の庭でも、あちこちから雑草の顔が出てきました。除草もしますが、花の咲く雑草を残すとより自然な庭づくりを楽しんでいますよ。
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雑草とされる草花の中には、見た目はかわいいけれど繁殖力が強いために雑草として扱われてしまうこともあります。
しかし、【雑草＝丈夫で育てやすい！】というメリットも。
春の終わり～夏にかけてかわいらしい花が咲くニワゼキショウを庭に迎えて、初夏を感じてみてはいかがでしょうか。
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ニワゼキショウは雑草？
ニワゼキショウとは、北アメリカを原産とするアヤメ科ニワゼキショウ属の植物。日本には明治時代に伝わり、各地へ繁殖したため、広い範囲で自生した姿を見ることができます。
多年草で繁殖力の強いニワゼキショウは、庭の芝生などに種が飛んできて自然と生えることがあるため、主に雑草として扱われています。
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花は素朴でかわいらしい
ニワゼキショウの花は、直径1.5cmほどで星型に似たかたちをしています。スラっと伸びた葉は、同じアヤメ科の「アヤメ」とよく似ています。
また、ニワゼキショウは種が丸く結実する姿もかわいらしいです。ただし、ほったらかしにするとどんどん繁殖してしまうため、増やしたくない場合は、花が終わったら摘み取るようにしましょう。
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薄赤花
「雑草」としてくくられるニワゼキショウは、野生で自生（帰化）した薄い赤花。中心の黄色との組み合わせがとてもかわいらしいです。
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紫×白花
白花の中心に紫色が入った種類。こちらも自然と庭に生えてくるニワゼキショウの種類です。
ニワゼキショウ
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青花
園芸種として販売されている青花のニワゼキショウ。ニワゼキショウの中では少ない色のため、庭に植えていると「これはなんの花？」と目を惹くきっかけになるかもしれません。
青花ニワゼキショウ
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白花
こちらも園芸種として販売されている白花のニワゼキショウ。細い葉と白花は、繊細な雰囲気を演出したい庭にぴったりです。
シロバナ ニワゼキショウ
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ニワゼキショウに似た花「オオニワゼキショウ」
ニワゼキショウと似た花に、オオニワゼキショウという花があります。名前のとおり、ニワゼキショウととても似た花で、大きさの違いが見分けるポイントです。
| 花の大きさ | 草丈 | |
| ニワゼキショウ | 直径約1.5cm | 10~20cm |
| オオニワゼキショウ | 直径約1cm | 20～30cm |
草丈は、オオニワゼキショウの方が大きく、花はニワゼキショウの方が大きいのが特徴です。
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オオニワゼキショウの他にも、同じアヤメ科の花は葉っぱや花がニワゼキショウと似ている種類があります。
- 葉っぱは細長いか？
- 花の色は？
- 草丈は？
- アヤメ科の他の花では？
上記をチェックしてみると、ニワゼキショウと似ている花の正体が分かるキッカケになるかもしれませんね。
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ニワゼキショウを庭に植える
ニワゼキショウは日当たりを好みますが、夏の暑さに弱い性質です。暑さが厳しい温暖地では、落葉樹の足元などの明るい日陰が適しています。
草丈は20cmほどと小さく、初夏（5〜6月頃）に咲く小花は一日で花が終わる「一日花（いちにちか」です。ニワゼキショウの花を見逃さない場所に植えれば、夏の訪れを感じられる庭になるでしょう。
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庭に自然に生える草花（雑草）を楽しもう
庭に自然と生える草花は植えた覚えがないと「雑草」としてしまうことが多いです。しかし、強い生命力をもって我が家の庭に来てくれたと歓迎することも庭づくりの楽しみ方の一つです。
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ニワゼキショウを植えてみる（苗を入手）
ニワゼキショウ
シロバナ ニワゼキショウ
青花ニワゼキショウ
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